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転嫁

猫は転嫁する動物です、と飼い主さんに説明することがあります。

例えば猫は狩りで失敗すると、代わりに近くの草を攻撃することがあります。
例えば飼い主さんに抱っこされて自由に行動できなくなったとき、そのあと解放されると何かを攻撃する仕草をすることがあります。
イライラしたら爪とぎしたり??

自然界には、猫以外にも「転嫁する動物」がいます。
「したかった行動」がとれなかった時に、それを他のせいにするかごとく、攻撃することがあります。
「責任転嫁行動」というのでしょうか。

実はこのお話は漫画からの受け売りなのですが、我々人間も立派な「転嫁動物」です。

自分の行動の失敗に対して責任を全て自分で昇華することができれば問題ないのですが、あまりにも大きな「負の出来事」に対しては、自分で受け止めきれず他のせいにすることで自分の心の負担を軽くするということをしています。
これは決して悪いことではなく、そうして自分の「心」を守っているのです。
すべてを責任転嫁する無責任は良くないのですが、ある程度は責任転嫁することが重要なのです。

動物病院で扱うかけがえないの「命」は、飼い主さんにとってとても大切なもので、万が一にも失うことがあればその悲しみ・後悔の念は、はかりしれません。
時に、その受け止めきれなかった悲しみ・後悔は、ご家族や友人、そして獣医師に転嫁されることがあります。


悲しみ・後悔を受け止めることを拒む獣医師もいます。
逆にすべてを受け止める獣医師もいるでしょう。

獣医師1年目のときの私はこの悲しみ・後悔の転嫁についていけませんでした。
また、その転嫁を全く受け止めない院長に対して嫌悪を抱くこともありました。

もちろん今でも良い方法が見つかったということはありません。

でも、今はどうにかこうにか仕事を続けることができています。

たぶん知らず知らずのうちに私の心が変化しているのだと思います。

どう変化しているのか自分で気付かないのが怖いところでもあります。

10年後、20年後の私はどんな獣医師になっているのかな・・・。



たぶん・・・ハゲてはいるだろうな





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