FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

炭酸ランタン 猫の腎不全

少し前に猫の腎不全治療のサプリメントとして炭酸ランタンが発売されそうになりました。
本当にぎりぎりまで広告もあったし、問屋さんにも発注までしていたのにギリギリで発売延期(中止?)になってしまいました。
この炭酸ランタンは、人間のほうでは去年くらいから医薬品として発売されいます。
(非常に高価だとか・・)
それを猫の腎不全用サプリメントとして発売する予定だったみたいです。


しかし、人間では医薬品なのに猫だとサプリメントとして発売することに問題があったみたいで・・。
私個人としては、この炭酸ランタンには少し期待していました。

腎不全の処方食でお話しましたが、リンを制限した処方食(制限食)は腎不全の管理で重要な位置を占めます。
しかし、この制限食は食欲の落ちた腎不全の子が食べたがらないというジレンマがありました。
だから好きなものを食べてもらいながら、その後に炭酸ランタンでリンを吸着するという方法がとれたらいいなぁと思っていました。

遅れましたが・・・炭酸ランタンはリンの吸着作用があります。
リンは腎不全になると腎臓から排泄されなくなって貯まってきます。

・リンは血中カルシウムと結合して軟部組織の石灰化を起こします→いろんな血管を石灰化してダメにします。もちろん腎臓の血管も。
・リンは腎臓を傷つけ、腎臓で作られるはずのカルシトリオール(活性型ビタミンD)をすくなくします。結果として本来ビタミンDの作用で腸から吸収されるはずのカルシウムが減り、体はそれを補うために尿毒素であるPTH(パラソルモン)を分泌します→尿毒症の加速
・リンはカルシウムと結合するので、血中カルシウムが減り、体がそれに反応し尿毒素であるPTHを分泌→尿毒症へ

期待していた炭酸ランタン以外にもリン吸着剤はあります。

・カルシウム剤(炭酸カルシウム)→カルシウムが上がりすぎることがある
・アルミニウム材(水酸化アルミニウム)→アルミニウム脳症があると言われているが猫は??

の2つが有名ですが、それぞれ問題はあります。
うまく使えば十分に炭酸ランタンの代わりにはなります。
高リン血症の時は選択肢の一つにはなりますね。

スポンサーサイト
義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
広告
フリーエリア
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
月別アーカイブ
保険を考える
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。