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腎不全3

腎不全の治療で寿命をのばすことができる方法はなにか??

そう聞かれたら、学生のときの私なら点滴投薬という答えをだしていたかもしれない。

実は、動物病院でよく行われている上記の治療で寿命をのばすというデータは存在しないのです。
(効果がないと言っているわけではないので注意。最後までよく読んでください。)

寿命をのばす唯一の方法は、「食事」であると言われています。

意外だと思われるかたもいるかもしれませんが、食事は奥が深いのです!

栄養学というのは日進月歩で、日々新しいことがわかってきています。

「昨日の常識は、今日の非常識」なんてこともあります

では腎不全でよいお食事の条件はなにか・・・それは以下のようなものです。

1.低蛋白食
2.低リン食
3.低塩分食
4.オメガ3脂肪酸含有食

この中で一番重要なのが、リンの濃度です。
リンが通常量含まれた食事と、制限した食事を食べたあとの腎組織の写真を見たことがありますが、衝撃的でした。

明らかにリンを通常通り含んだ食事を食べていた場合のほうが、組織が壊れていました。

腎不全になるとリンが体の中に溜まってきます。そしてカルシウムは尿へもれだしてきます。
そのことによって腎臓にリンとカルシウムが結合したリン酸カルシウムなどが沈着し、組織が破壊されます。
また、高リン血症、低カルシウム血症は上皮小体(副甲状腺)からPTH(パラソルモン)の分泌を促進します。
このPTHは尿毒症物質のひとつで、QOLの低下にもつながります。
またPTHはさらなる高リン血症や、骨から血液中へのカルシウム移動を促し、腎組織の石灰化(破壊)を加速させます。
なので、これを放っておくと、ドミノ倒しのようにどんどん病状が進行していくのです。

しかし、腎不全のときは尿毒症も併発しているので、食欲が低下していることがほとんどです。
さきほど述べた食事の条件に当てはめようとするとなかなか食べないことがあります。

なので食事療法は開始時期が重要です。

腎不全が疑わしい段階(尿素症が発現する前)に食事を開始するべきです。たとえば多飲多尿などの症状が出始めたら・・・・とか。

食欲があるのにも関わらず食事療法の話を抜かして、いきなり点滴とか薬とかを始める獣医はどんなものかと正直思います。


一方、点滴や投薬は無意味なのかというとそうではありません。
あくまで、今の段階で寿命をのばすデータがないというだけです。
(もちろんお薬は寿命をのばすという以外のデータはあります)

点滴や投薬は生活の質を向上させることができ、食欲が回復したりすることもありますので、食事療法と組み合わせるとなお効果的だと考えます。


おすすめのお食事

猫 腎臓サポート

猫 腎臓サポートスペシャル

猫 腎臓サポート フィッシュテイスト アルミトレイ

猫 腎臓サポート パウチ 

猫 キドニーケア 500g

猫 FKW(ウエット) 150g

猫 チューブダイエット(流動食)


犬 腎臓サポート

犬 腎臓サポート 200g缶

犬 CKD(ドライ) 2.5Kg

犬 CKW(ウェット)150g トレイ

犬用 チューブダイエット(流動食)

あと缶詰やドライを食べ慣れていない子や食べない子には手作り食もおすすめです。

低リン、低蛋白に気を配ると良いでしょう。

手作り食の参考文献

7歳からの老犬ごはん【須崎動物病院 院長須崎恭彦 著書】

愛犬のための症状・目的別栄養事典

ペットの自然療法事典 (GAIA BOOKS)



どれも一般食より高価ですが、治療のためと考えると納得のいく価格といえると思います。
それだけの効果はありますからね。

たかが食事だと思わずにすぐにでも始めることをおすすめいたします。


でも!食事療法はあくまで食欲のあるうちにする治療です。

食欲が落ちているときは無理をせずに食べたいものを与えて体力が落ちないようにするのがよいと思います。


かわいいペットの急な病気に備えて!!



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