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食事

検索キーワードはけっこう気になるので、よくチェックしています。
みなさんがどんなことに興味を持っているのかが、わかりますからね。

最近ので気になったのが「食事」に関すること。

私、個人としては食事はとても大切だと考えています。
食事で病気がよくも悪くもなりますし、免疫力など数値では見えない部分にも大きく関与してきます。
手間がかけられるならば手作り食を与えることをおすすめします。

栄養学の本は基本的にはメーカー主導で編集されていますが、それでも読まないよりはいいかなと思い、勉強しよう(と思っているところです
栄養学を勉強している獣医師ってけっこう少なくて肝臓の数値が高いからすぐに「l/d」や「肝臓サポート」を処方していることをよくみかけます。
肝臓サポートなどの処方食の意味をまったく理解していないとこういうことになってしまうんですね。

で、話はもどりまして「クッシング 食事」 「アジソン 食事」で検索された方がいました。
同じ方でしょうか。別の方でしょうか。

クッシング症候群に良い食事はなんでしょうか?
細かいことをいえば、高脂血症・糖尿病予防のために高繊維質食や免疫低下防止のために免疫を上げるサプリメントなども良いかもしれません。
またホルモンによって肝臓がダメージを受けていることが予想されますので肝臓保護のために「抗酸化物質」が多く含まれる食事なんてのも悪くない。例えば「スキンサポート」「関節サポート」なんか。
しかし、まずは治療をしっかり行うことですよね。
クッシング症候群なのに減量ダイエットさせられている子を見たときは悲しくなりました・・・・。

次にアジソン病によいお食事・・・
これももちろん治療が最優先ですが・・・。
与えてしまいそうだけど、与えてはいけない食事。
例えばアジソンは腎臓の数値が上がり、一見腎不全に見えることがあるので腎臓サポートなんかを与えてしまうかもしれない。腎不全に対する処方食は低Na(ナトリウム)食が多いのですが、アジソンは低Na血症になっていますので、逆効果になると思います。
アジソンには市販食に塩を足すことをすすめている本もありました・・・しかし主治医の意見を聞くべきでしょう。
アジソン病はストレスに弱くなるので、下痢をすることが多くなります。もちろんステロイドを補充することが大切ですが、消化されやすいものがいいかもしれません。

なんて検索キーワードに即して書いてはみましたが・・・「求めている情報じゃないね」なんて思われていそうでコワイ・・
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間違い

間違いをしてしまうことがある

病気の見立てを誤る、検査方法の選択間違い、治療方法の間違い・・・。
いろんな間違いがある。

何年も同じ仕事していれば、間違いをしないだろうと思っているときが一番危ない。

間違いは気づけば、修正できるものもあるし、そうでないときもある。

取り返しのつくものならば、間違いを多いに反省し「次は気をつけよう」で片付けられる。

自分の気持ちの中でも、気持ちの整理ができる。

でも、もし患者さんが亡くなってしまった時は、その患者さんに「次」はない。

いくら反省しても、この気持ちは行き場がない。






ミトタン

ミトタンで検索してきてくださる方がいるので、自分のミトタン経験談を少し・・。

ミトタンはもともと副腎皮質腫瘍に対するいわゆる「抗がん剤」です。

しかし副腎腫瘍が少ないせいもあって、ほとんどがPDH(下垂体性副腎皮質機能亢進症)の治療に用いられています。

このお薬は副腎皮質を不可逆的に破壊する作用があります。

なので、使いすぎると副腎皮質が全く機能しなくなるアジソン病になってしまいます。

以前勤めていた病院で他の獣医師が治療をしていてアジソン病状態となり亡くなってしまったことを覚えています。

今ほど、アジソンやクッシングに対する認識がなかった頃なのでその当時の私もなんで亡くなってしまったのか理解できていませんでした。

さらに成書には用量がいろいろと書いてあるわけですが、いきなりその書いてある用量で投与すると調子を崩してしまうことが多いと思います。

そのせいかミトタンを使うことにためらいのある方が多いのではないでしょうか。

今では東大の先生の書いている方法で「半分量から様子をみながら徐々に増やしていく」という方法を行っていますが、安全に使うことができてなおかつトリロスタン(デソパン)より明らかに改善していく子が多いように思います。

お腹が垂れ下がって、身動きとれないくらいの子がトリロスタンをいくら用量上げても改善しなかったのに、ミトタンに変えたところ喜んで走るくらいまで回復した例もありました。

こういう子ばかりではありませんが、本に書いてあることと自分が経験することの乖離があると感じます。

そもそも副腎皮質機能亢進症がなぜこんなに多いのか・・・気になります。

犬たちの中で何か起きてるの?って心配になります。

HGF 再生医療

かなり前に新聞で犬にも再生医療の時代到来!という記事が紹介されていました。

それはHGFというたんぱく質でもともとは肝臓の再生能力の高さから発見されました。

細胞増殖因子として肝細胞以外の細胞でも再生を促す作用があるとのことでした。

元々、再生医療に興味があったので、それ以来その会社のHPをチェックしているのですがまだまだ実現は遠そうです。

再生医療など最先端医療は、人間からではなく獣医療から開発されていくべきだと考える獣医はたくさんいます。

なぜなら人間と比べて法規制や倫理問題が厳しくないということで研究がしやすいからです。


大阪に骨折などにおいて再生医療を応用している獣医師の先生がいます。

生体反応(自分自身で治ろうとする力)を邪魔しないという考え方でとても良いなって思います。




感受性試験のススメ

色々な病気がありますが、そこに細菌が関与していることはめずらしくありません。

生きているものなら必ずお世話になっている細菌たちですが、時々悪さをしてくれます。

犬の膀胱炎、子宮蓄膿症、膿皮症、髄膜炎・・・・。

これらの疾患はだいたい原因菌というのが、データとしてあがってきていますので治療のときはある程度予想しながら治療していくのですが、なかなか反応しないときもあります。

そこで感受性試験をすると「ほぼ全て薬剤耐性菌です」との結果が・・・。

これは治療として失敗を意味しています。

私もいまだにこれをやってしまいます。

単純に治るかなぁと思って治療を開始してしまい、でも治らない時に他の抗生剤に変更・変更を繰り返すことをすると・・・あっという間に耐性菌です。

これらを防ぐには、最初の段階で細菌の感受性試験をして初期に叩いてしまうことにつきます。
あとは抗生剤に頼らないか・・・。


抗生剤をバンバン使うと動物の世界で耐性菌ができて、その細菌が人間界へ移行して耐性菌が広まるという考え方もあります。

だから人間のお医者さんの中には獣医に抗生剤を使わせるなと思っていらっしゃる方もいます。

正直、そういわれてしまうような治療をしてしまっている獣医は私も含めて大勢います。

そう言われないために「耐性菌ができない抗生剤の使い方」というものがあるので、それを勉強しなくていけませんね。

詳しくは別の機会に・・・。


ちなみに、犬のブドウ球菌と人のブドウ球菌は種類が異なり、お互いに感染することはないというデータもあります。
だから犬でMRSAがでたから、老人に近づけてはならないと言うお医者さんは・・・・。
そもそも犬にMRSAはないらしいですよ・・・。

猫のIMHA(免疫介在性溶血性貧血)

フジテレビ救命病棟24時、見ましたか?もちろん見ました!
ドクターヘリ・コードブルーと同じ方の脚本なんですねぇ

かっこいいなぁと思いつつも共感してしまうところがありました。
たぶんレベルは違うと思うのですが、動物病院でも当てはまることはいっぱいありました。

「大丈夫と言わない」医者とかっこよく「治るよ」という進藤先生の話は、私なら前者だなぁと思いながら見ていました。
患者さんからすれば、安心したいですからね。

今の日本は神経質社会で少しでも間違えれば、すぐに叩かれます。
首相が漢字を読み間違えても一面トップだし(あれはひどいかな!?)、インフルエンザ騒動もそうだし、細かいところで大騒ぎしてしまうところがとても嫌です。

結局は自分たちに返ってきて、自分を身動きとれなくして、自分たちが傷つくのに。



話は変わりまして、今もIMHAの患者さんがいます。
今回もなかなか治療に反応しません。海外の雑誌なども含めて、いろいろ読んでみます。

IMHAは猫にも存在します。

でも猫のIMHAは致死率が20%くらいと犬に比べると低いと言われています。

それは猫のIMHAは自己凝集を起こしにくいから。

IMHAの死因は、凝集反応による塞栓症が一番多いのです。

だから一生懸命に免疫抑制ばかりかけていないで、この自己凝集の管理をすることが実は一番重要なのです。

今日もまとまらない話になってしまいました

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